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医療保険

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健康増進保険のメリット・デメリット。加入前に知っておきたい特徴や保障をご紹介

長生きの時代に備える健康増進型保険とは

健康増進型保険とは、通常の生命保険加入時に必要な健康状態の告知に加え、加入後も定期的に健康状態の報告をすることで保険料の割引がある保険のことです。 割引以外にも、保険会社所定の健康状態を継続した場合に還付金が受けられる場合もあります。

健康増進型保険で確認される健康状態とは

健康増進型保険で加入時や、その後の一定期間ごとに確認される健康状態とは、以下の項目があります。

保険加入や継続で確認される健康状態
  • BMI(肥満度を表す数値)
  • 血圧
  • 血液検査
  • 尿検査
  • 非喫煙割引の場合は、喫煙歴やニコチン検査

健康増進型保険の種類

健康増進型保険には、死亡保障と医療保障の2つがあります。 死亡保障として、収入保障保険があります。 健康増進型の収入保障保険では、契約してから5年以内の健康状態に応じて保険料の割引があるタイプや、さらに健康祝い金を受け取ることもできるものもあります。 健康増進型保険の多くは、医療保障として発売されています。 主な内容として、健康診断の結果や日々の歩数に応じて保険料が割引になるものや、健康状態に応じてポイントが貯まりプレゼントと交換できるサービスもあります。

健康増進型保険の特徴

健康増進型保険は、加入時の健康だけでなく、加入後の健康増進も推進する生命保険です。 ここでひとつ注意点として、実際は「健康増進型保険」という商品名で販売されていない、ということが挙げられます。 通常の生命保険契約に、特約として健康増進を勧める内容を付帯することで、その保険全体を「健康増進型保険」と呼ぶ場合が一般的です。 健康増進型保険は、大きく2種類に分けられます。

健康増進型保険
  • 健康状態で割引になるタイプ
  • 生活習慣で割引になるタイプ

健康状態で割引になるタイプ

健康状態により保険料が割引になる健康増進型保険とは、保険期間中は一定の期間ごとに健康診断の結果を提出する仕組みです。 提出した健康診断の結果が、各生命保険会社の基準を満たしていれば、保険料が割引になります。 その際、割引が適用になるかどうかは保険会社が定めた健康状態次第です。

健康状態の確認の頻度について

健康増進型保険に加入した後、健康状態を確認するペースは保険会社によって違います。 1年ごとに行う保険会社もあれば、更新のたびに確認する会社もあります。 短い頻度の保険会社では、一か月ごとの歩数に応じて割引率が毎月変わるということもあります。

生活習慣で割引になるタイプ

生活習慣で割引になる健康増進型保険では、日々の歩数が一定数を超えている場合や、非喫煙者で保険料の割引が発生します。 どのような生活習慣が割引の対象になるかは、保険会社独自の基準や特徴があります。 健康診断の結果や、日ごろの生活習慣から、独自の健康年齢を算出し、それを用いて割引率を決めている保険会社もあります。 また、歩数を図るための端末の貸し出しを行っている場合や、専用アプリで管理する仕組みを導入している場合もあります。

端末貸し出しで総合的な数値の判定も

保険会社によっては、健康増進型保険の契約者に対して、腕時計型のウエアラブル端末を貸し出す場合があります。 ウエアラブル端末では、日々の歩数計として使えるほか、装着したまま眠ることで睡眠時間の管理もできます。 ウエアラブル端末は防水であることがほとんどであり、貸し出された端末は装着したままで生活を送ることになります。 蓄積されたデータを基に、健康状態を確認することができます。

健康増進型保険のメリット

健康増進型保険のメリットには、以下のようなものがあります。

健康増進型保険のメリット
  • 健康増進への意識を持ち続けることができる
  • 保険料が安くなる(または還付を受けられる)
  • 健康増進関連の優待を受けられる

健康も維持でき保険料も安くなる

健康増進型保険のメリットは、健康管理をする習慣がつき、それを継続することで保険料も安くなるという点です。 健康増進型保険は、保険加入時から、その後も一定の周期で健康状態についての診査があります。 つまり、加入時も健康であり、その後も健康であり続けることが保険料割引などの条件です。 契約者にとっては、保険料が安くなるメリットがあり、保険会社にとっては正しく健康な契約者を増やすことで、死亡保険金や給付金の支払いが減るというメリットがあります。

健康を維持すれば還付金を受けられる商品も

健康増進型保険は、保険会社各社さまざまな特徴をもち、比較検討することをおすすめします。 一般的な健康増進型保険は、保険料の割引があるイメージですが、保険会社によっては、保険料の一部を還付する仕組みの商品もあります。 保険会社独自で「健康年齢」を算出し、それよりも実年齢が若ければ保険料の一部を還付するという内容です。 このように、日ごろからの健康増進を楽しみながらお得に進めていく仕組みづくりはメリットといえます。

健康増進関連の優待とは

健康増進型保険に加入すると、生命保険会社や保険商品指定の健康増進に関する優待を受けることができます。 例えば、スポーツジムの優待利用券(割引利用券)や、運動関連グッズの購入割引制度などがあります。 保険料の割引や還付だけでなく、日々の健康増進に役に立つ特典も備えられています。

健康増進型保険のデメリット

健康増進型保険のデメリットは、以下のようなものがあります。

健康増進型保険のデメリット
  • 保険会社指定の健康状態に該当しなくなった場合は保険料が上がる
  • 保険会社ごとに健康増進型保険の内容が違うため加入時に悩みやすい
  • 通常の医療保険より保険料が高い場合もある

健康を維持できなかった場合について

健康増進型保険に加入した時は健康で、最大の割引を受けることができていても、その後の健康状態が保険会社指定の状態を満たさなくなった場合は、保険料の割引がなくなります。 注意点として、健康状態を維持できなかった場合は、どれくらい保険料が上がるかは加入時にはわからない場合が一般的です。 保険料が上がってからではないと比較できない、という点はデメリットといえます。

保険料が確定していないためマネープランが立てにくい

一生涯健康でいられることは理想ではありますが、必ずしも自身の健康対策だけで防ぐことができる病気ばかりではありません。
健康増進に日ごろから気をつかっていて、健康増進型保険に加入しても、その後健康状態が変化し、保障期間の途中で保険料が上がってしまうリスクがあります。 つまり、先の保険料が確定していないため、マネープランが立てにくいというデメリットもあります。

保険料が高くなる場合も

健康増進型保険は、健康増進に関する特約を付帯した医療保険のことです。 特約保険料が無料の場合もあれば、別途発生する場合もあります。 健康増進型保険は、健康であれば割引や還付が受けられ、メリットが大きい商品です。 無料または有料で、健康増進型保険としての特約を付加したとしても、通常の医療保険よりも保険料が高くなる場合もあります。 特に健康増進型保険にこだわりがない場合は、通常の医療保険と、健康増進型保険の両方の見積もりを依頼し、どちらが自分のニーズに合致しているか、比較検討しましょう。

健康増進型保険が向いている人

ここまで紹介した健康増進型保険に関する特徴や保障を基に、健康増進型保険が向いている人についてまとめていきます。

健康増進型保険が向いている人
  • 日ごろから運動習慣などがあり健康に自信がある人
  • これまで健康を意識しておらず新たに健康増進にチャレンジしたい人

日ごろから健康に自信がある人

日ごろからジョギングやウォーキングなど適度な運動をしており、申込時点で特に病気もなく健康な人は、健康増進型保険に向いていると言えます。 健康増進型保険に加入する段階で、どの程度保険料が割引になるかはっきりするため、加入後の健康増進もさらに前向きに取り組むことができます。 日ごろから健康に自信がある人は、健康増進型保険のメリットを存分に受けることができ、おすすめです。

これから健康になりたい人

健康増進型保険は、通常の生命保険加入時と同様、持病があったら加入できません。 現在、特に病気やケガもしておらず、健康診断の内容にも異常がないという人も、健康増資型保険に向いていると言えます。 なぜなら、健康増進型保険の保険料割引や還付を受けられるメリットが適用できるように、これから健康維持のための行動を始めることができます。 逆説的ではありますが、運動習慣は容易には身に付きません。 長生きの時代に備えて、より健康でいられるように、健康増進型保険のメリットを受けられることを目標に、運動をはじめてみるのも良いのではないでしょうか。

保険としてのニーズに沿っているかは必ずチェック

健康増進型保険の加入に際しては、保障の特徴や、メリット・デメリットを知ったうえで検討しましょう。 前提として、不要な保険に加入する必要はなく、そもそも保険として現在のニーズに沿っているかは必ず確認しましょう。 健康増進型保険のメリットを受けるべく、運動習慣をつけるために加入を検討しようとする場合でも、他に重複する医療保障や死亡保障がないか事前に確認しましょう。 また、デメリットに関しても必ず把握した上で検討しましょう。

健康増進型保険・まとめ

健康増進型保険は、今現在健康な人や、これからも健康を維持したい人にとってはメリットが多い商品です。 一方で、途中で病気になった場合などで、所定の健康状態を維持できなくなった場合は、保険料が上がるなどのデメリットもあります。 また、保険会社によってさまざまな特典や割引があり悩む場合があります。 その際は、信頼できるファイナンシャルプランナーや保険代理店に相談し、自身のニーズに沿った保険に加入しましょう。

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